獣の奏者(上橋菜穂子・著）～真摯に生きようと思える本

時折読み返したくなる本があります。

上橋菜穂子さんの『獣の奏者』（１～４、外伝）。

ファンタジーという形を取りながら、エリンという一人の女性の生きざまを綴っています。

様々な試練を乗り越えながら、迷い、悩み、それでも最善を尽くしながら生きようとする姿に胸を打たれます。

アニメ化もされたので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

子供向けというよりは、大人のための壮大な物語になっているかと思います。

今回で読み返すのは３回目くらいになるでしょうか。

王獣の美しい毛並みや羽ばたく姿を思い描きながら、エリンに励まされながら、また新鮮な気持ちで頑張ろうって思えてきました。

振り返るとあっという間の人生。

自分を最大限に生かすことができるように、できるだけ笑顔でいられるように、今を歩いていけたらいいですね。

あなたの今日が心穏やかで健やかなものでありますように。



愛媛県立とべ動物園のクロサイの赤ちゃん（フーくん）とお母さん♪
天王寺動物園のライくんの弟です(^▽^)

生きとし生けるもの、それぞれ懸命に生きているのですね。



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